■黒石商工会議所|会頭あいさつ


黒石商工会議所会頭 新岡常雄
 


 
 
【2023年 年頭所感】

明けましておめでとうございます。

会員の皆様には、健やかな新春をお迎えのことと心からお祝い申し上げます。昨年中は、当会議所の事業の各般にわたり格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

私事ではありますが、11月の役議員の改選において会頭に推挙され3期目の重責を担うこととなりました。引続き当市商業界のため会員事業所のため誠心誠意努めていく所存であります。

さて、令和4年も地震や集中豪雨など自然災害がありました。県内では8月の大雨による河川の氾濫、土砂崩れ、りんご園等の冠水など甚大な被害に見舞われました。当会議所の会員事業所においても土砂の流入などによる被害が見られました。被害を受けられました会員事業所にはお見舞い申し上げます。また、長期化する新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、全国各地に蔓延防止等重点措置が取られ、観光、宿泊・サービス業、飲食業等には昨年に続き厳しい経営環境が強いられました。更に2月にはロシアによるウクライナ侵攻を発端にエネルギー資源が高騰、加えて物流の停滞や急速な円安による輸入コストの増加により、電気・ガスをはじめ、あらゆる原材料の価格高騰に繋がり、事業経営に深刻な影響をもたらした1年となりました。

このような中、行動制限の解除もあり県内各地では夏まつりやイベントが規模を縮小しながらも開催され、賑い創出が見られました。当市においても黒石さくらまつりは昨年同様に規模を縮小し、黒石ねぷたまつりや中野もみじ山のライトアップが再開されました。また、黒石よされ流し踊りは運行コースを縮小しながらも東京黒石会や鳳蝶会(あげはかい)、各地区協議会など22団体の参加のもと3年ぶりの開催に盛り上がりを感じ取ることができました。黒石こみせまつりもフルバージョンで開催し、多くの市民に楽しんでいただきました。黒石りんごまつりはアリーナの催事が再開、屋外のりんご販売を主体としたりんご市会場では、市内外から多くの来場者があり賑わいが見られました。今年も文化伝統の継承、地域を盛り上げるため、市及び関係団体と連携してイベント開催に取組んで参ります。

当会議所は、事業者支援として国の事業復活支援金への対応や事業承継支援、事業経営に係る諸課題への対応として「専門家による個別相談窓口」を開設し、経営に係る支援・相談に専門家と共に取組んで参りました。令和5年もウィズコロナの中での事業経営が予想されますが、1月に開始される青森県の中小企業者等燃料価格高騰対策緊急支援事業に対する支援や10月開始のインボイス制度導入に対するセミナー、個別相談会など事業者に寄り添った事業支援に取組んで参りますので、事業経営に係る諸問題などご相談・ご利用いただきたいと思います。

結びに、本年卯年は飛躍の年と云われています。会員事業者の皆様にとってご健勝で事業繁栄、飛躍の年に繋がりますことを祈念し、新年の挨拶といたします。


  
 
 
                                                                                 ページ先頭へ