会頭あいさつ

黒石商工会議所会頭
粂田 泰孝
【2026年 年頭所感】
明けましておめでとうございます。会員の皆様には、健やかな新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。また、当会議所の事業の各般にわたり格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
令和7年は、昨年末からの記録的な豪雪は多くの建物倒壊や損壊に繋がり、りんご樹にも甚大な被害を及ぼす事態となりました。また、12月には青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震では、県南地方を中心に建物被害をもたらし自然災害を痛感した1年となりました。
国内の出来事では、大阪・関西万博に国内外から多くの来場者が訪れ、華々しく開催されました。また、女性初の高市首相が誕生するなど明るい話題がありました。一方、米不足問題やエネルギー価格、食料品等物価高騰が続きました。更に東北地方を中心に熊が生活圏に出没し、各地で人的被害が見られたほか観光事業者には予約キャンセルなど多大な影響を及ぼしました。
経済面では、5年連続のプラス成長が見込まれ、個人消費や設備投資が回復基調にあるものの、米国の関税政策に伴う輸出の落ち込みなど外需の影響に加え、エネルギーや食料品などの物価上昇が懸念されています。中小企業においては、人手不足に加えて防衛的賃上げ、物価高騰などを要因とした厳しい経営環境となりました。当市の会員事業者においても厳しい経営環境は続いており、持続的経営に向けたより一層適正な価格転嫁を促す指導に努めてまいります。
県内の観光面では、各地のまつり・イベントに多くの観光客が訪れていました。当市においても黒石よされやこみせまつりなどには、市内外からの多くの来場者とともに賑いを図ることができました。一方、例年は訪日観光客や県内外からの観光客で賑わう中野もみじ山の紅葉は、熊の出没が影響し、前年の半分の来場者数にとどまりました。これからも取組関係機関と連携し、地域資源を活かしたイベントを通じ、地場産品の販売など地域消費拡大に向けた活動に努めてまいります。
こうした中、当会議所では事業者支援として青森県の業務委託を受け、「中小企業者等LPガス・特別高圧電気価格高騰対策支援金」の申請支援に取組むほか、小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金の申請支援、生産性向上に向けたDX推進など持続的経営に向けた事業者支援に取組みました。
令和7年は議員改選期に当たり、11月の議員改選において黒石商工会議所第15代会頭に推挙され、重責を担うことになりました。当市商工業界の発展のため誠心誠意努めてまいります。会頭就任にあたり“シン・黒石商工会議所”を掲げました。宇野副会頭・村上副会頭、職員一体となって会員事業所の声を幅広く聴き、吸い上げ、そして真に頼れる商工会議所としての新たな試みに挑戦してまいります。
結びに、丙午の本年は、エネルギーが高まり、開運を引き寄せる素晴らしい年と云われています。会員事業者の皆様にとって、本年が大きく飛躍する素晴らしい年となることを祈念し新年の挨拶といたします。

